大人の矯正治療
【矯正治療に悩んでいる方へ】歯並びを治したいけれど、矯正治療に踏み切れない…
大人の方は、歯並びを治したいと思っていても、装置が目立つことや治療期間が長くかかることなどから、矯正治療をためらわれている方が多いようです。しかし、最近は矯正治療の技術が進み、目立ちにくい矯正装置が開発され、治療期間や痛みや負担が大幅に軽減しています。
歯並びがきれいになると笑顔に自信をもてるようになり、多くの方が仕事やプライベートで積極的になり、充実した毎日を過ごされるようになります。いっそう飛躍するために自分への投資として考える男性の患者さまも増えてきました。当院では、矯正治療にまつわるお悩みや不安を解消し、ご希望に応えるさまざまな矯正治療をご用意していますのでお気軽にご相談ください。
装置が目立つのは困る。人に気づかれたくない
最近は、裏側矯正(舌側矯正)やマウスピース型矯正など目立ちにくい矯正装置が開発されていますのでご安心ください。
特に、裏側矯正にすると外からほとんど気づかれることなく矯正治療を行えますので、当院では、接客業や営業職、人前で話すことが多い職業の方が数多く矯正治療を受けられています。
また「裏側矯正では舌が当たって話しにくいのが心配」という方には、目立つ上顎を裏側矯正、目立ちにくい下顎は表側矯正にすることもできますのでご相談ください。
矯正治療の費用は、どのぐらいかかるの?
不正咬合の症状や治療の難易度によりますが、目安として当院の治療費用をご紹介します。当院では、矯正治療については定額制を採用し、治療期間が延びても追加費用は発生しませんので、安心して治療を受けていただけます。
- カウンセリング5,000円
- 精密検査料(口腔内検査、レントゲン(パノラマ、セファロ)撮影、模型作成、矯正歯科医師による診断など)60,000円
- 成人矯正600,000円~
- 裏側矯正(舌側矯正)1,000,000円~
どんな治療法があるの?どんな装置がいいのかしら?
矯正治療を考えられている方は、裏側矯正かマウスピース型矯正にするかなど、とかく「矯正装置」で選ぶ方が多いようです。
しかし、矯正治療はその方の症状やご希望、職業や生活環境や食生活などに適した治療を選ぶべきです。当院では、「装置ありき」ではなく、患者さまからしっかりお悩みやご希望をお聞きして、その方に最も適した矯正治療をご提案します。
歯並びが悪いと抜歯しないといけませんか?
不正咬合の種類や症状によって抜歯が必要な場合と、不必要な場合があります。
顎を横に広げたり、歯を後ろに動かしたり、歯の幅を狭くすることで隙間を作れる場合は歯を抜く必要はありません。しかし、隙間を作れなかった場合や、口元が前に出ているのを改善したい場合は、抜歯が必要な場合があります。
当院では、精密な診査診断を行い、抜歯が必要かを慎重に見極め、患者さまに納得していただいてから治療を始めます。また一般歯科を併設し、抜歯が必要な場合も院長が対応しますのでご安心ください。
矯正治療には保険が適用されますか?
一般的な矯正治療には、健康保険は適用されません。ただし「口蓋裂や口唇裂などの先天的な咬合機能」「外科的な治療が必要な顎変形症」に該当する場合は、健康保険は適用しますので、当院のような指定自立支援医療機関・顎口腔機能診断施設の歯科医院にご相談ください。
矯正した歯並びが元に戻ることはないの?
装置を外した直後の歯はかなり動揺していますので、きちんと保定を行わないと歯が動き出す場合があります。そこで、保定装置(リテーナー)という後戻りを防止する装置を用いて保定を行います。保定期間は、最低でも歯を動かしたのと同じ期間、できれば2年間は必要です。
【矯正治療全般について】
矯正治療の治療期間と通院間隔を教えてください。
症状や、治療の難易度、歯の動き方の個人差によりますが、通常の治療法で平均1年半~2年くらいが一般的な治療期間です。通院ペースは1ヶ月に1回が平均的です。
仕事が忙しくて通院しにくいのですが?
矯正治療中は、通常1ヶ月に1度の間隔で通院していただきますが、装置に慣れてくれば、2~3ヶ月に1度程度の間隔に調整することもできますのでご相談ください。
痛みはないの?生活に支障はない?
歯が動くときには、むし歯の痛みとは異なる歯が浮くような感じがする場合や、物を噛むときに鈍い痛みを覚えることがあります。この痛みは数日続くことがありますが、1週間くらいで消失します。痛みの感じ方は個人差がありますが、「想像していたより痛くない」と言われることがほとんどです。
当院では、摩擦の少ないタイプの装置や、マウスピース型矯正など、できるだけ痛みや違和感を軽減した矯正治療をご提供していますのでご安心ください。
途中で遠方に転居した場合はどうなるの?
当院へ通院していただくことが不可能な地域へ転居された場合は、転居先の近隣の矯正歯科医院への継続治療の依頼をしています。
スポーツをしたり楽器を吹いたりできますか?
一般的なスポーツでは矯正装置が支障になることはありませんが、格闘技やラグビーのように激しくぶつかり合うコンタクトスポーツは、口の中を傷つける可能性があるため注意が必要です。必要な場合はマウスガードを作成しますのでご相談ください。
楽器を吹くことには大きな支障はありませんが、プロの演奏者の場合はパフォーマンスが下がると考えておいた方がよいでしょう。
上の前歯の並びだけが気になるのですが、部分的な矯正はできますか?
部分矯正は可能ですが、部分といっても問題がある歯のみに装置をつけて歯を動かすことはできません。全体の咬み合わせを考えて、装置をつける箇所を判断する必要があるからです。目立つ問題は上顎、下顎のどちらかだけでも、上下ともに装置を着けることもあります。当院では、見た目だけを整える、美容的な部分矯正は行っていませんのでご了承ください。
半年後の結婚式に間に合いますか?
結婚式や成人式、留学、就活などに間に合うように歯並びを治したい患者さまが増えています。
不正咬合の種類や程度によりますが、一般に1年半~2年の治療期間が必要ですから、結婚や留学などタイムリミットがある場合は、余裕をもって治療を始めてください。
結婚式や成人式など特別な日に間に合わせたい場合、装置の目立たない裏側矯正やマウスピース型矯正などを選ぶと、そのまま当日に臨むこともできますのでご相談ください。
矯正治療中に妊娠しても大丈夫ですか?
大丈夫です。つわりが激しい時期など長時間の診療や通院が難しいこともありますが、矯正治療自体が問題になることはありません。ただしレントゲン撮影はできるだけ避けた方が安全ですので、妊娠の可能性がある場合は必ずお申し出ください。
むし歯や歯周病があっても治療はできますか?
歯や歯ぐきの状態がおおむね良好であれば可能ですが、まず、診査診断とむし歯や歯周病の治療を行ってから、矯正治療に進みます。
矯正治療は何歳までできますか?
歯や歯ぐきの状態がよければ、何歳でも矯正治療はできます。当院では、50代、60代の方も珍しくありません。加齢につれて歯並びが悪くなることがありますので、気になるところのある方はご相談ください。
ブリッジや差し歯がありますが、矯正治療はできますか。
差し歯は問題ありませんが、ブリッジの歯を動かす必要がある場合、一度ブリッジを外して1本1本の歯に装置をつけることがあります。ただし、天然の歯と比べて接着剤がつきにくいため、治療途中で矯正装置が外れてしまう可能性があります。外れた場合は、接着剤で付け直して治療を続けることができます。
口臭は大丈夫?
きちんと歯磨きしていればお口の中の清潔は保てますが、食べ物がひっかかることが多いので、食後は必ず歯磨きをしましょう。